歯周病(歯槽膿漏)って何?意外と知らないこと

歯周病(歯槽膿漏)

聞いたことあるけど詳しくはよくわからない・・・けど放っておくと歯が無くなってしまうかもしれない病気!それが”歯周病”です。

今回は歯周病についてわかりやすく説明していきます。

歯周病は歯ぐきの病気

歯の周りの病気と書いて歯周病です。CMなどでは歯槽膿漏って言い方もされていますね。

歯周病は様々な菌が歯ぐきを攻撃することによって起こる病気です。

歯は歯ぐきの中にいる骨で支えられて生えています。歯周病は歯ぐきを攻撃して徐々に歯ぐきの中の骨を溶かしてしまうため最終的には歯が抜けてしまいます

歯周病の症状

歯周病の症状の流れは

  1. 歯磨きで出血しやすくなる
  2. 歯ぐきが腫れる
  3. しみやすくなる
  4. 歯ぐきが下がる(歯が長くなったように見える)
  5. 歯がぐらぐらする
  6. 歯が勝手に抜ける

思い当たる症状はありましたか?

他にも歯周病が原因の口臭を自覚するようになります。

一度悪くなった歯ぐきは完全に元通りに治ることができない病気なため早めに予防しておくことが重要です。

歯周病の予防はやっぱり歯磨き

菌と戦える体の健康状態によっても歯周病の程度は変わってきますが、一番身近な予防方法は歯磨きです。

菌が繁殖しずらいきれいな口の中を保つことで歯周病を予防します。

歯周病になっている人は歯ぐきから出血するため歯ブラシを当てるのが不安になると思いますが、出血している箇所ほど歯ブラシを当てる必要があります。

口内トラブルが多い方必見

普段の歯磨きのやり方が合っているか以下の記事を参考にしてください。

歯周病を特に気を付ける人は?

日本人の半数以上の人は歯周病になっています。

子供のころは虫歯という単語の方が聞き慣れていたと思いますが、高齢になるにつれて歯周病が原因で歯を抜かなければいけない人が増えていきます。

なので基本的に皆さん年齢を重ねる毎に気を付けなければいけません。

また年齢以外でも歯周病に対して特に気を付ける必要がある人達もいます。

妊娠

妊娠中は歯周病が急激に悪くなることがあります。

一時的なものですと出産後に落ち着くことも多いですが、ホルモンバランスの崩れやつわりなどで歯磨きがままならないことも原因の1つです。

糖尿病

糖尿病の人は歯周病になりやすく、歯周病の人は糖尿病になりやすいとも言われています。

糖尿病の人は体にエネルギーとなる糖分がうまく吸収できなくなってしまうため歯周病の菌と戦う力が弱くなり、傷ついた歯ぐきを治す力も弱いため歯周病が悪化しやすくなります。

喫煙

たばこを吸う人は歯周病になりやすいです。

たばこの成分で血管が細くなることで歯ぐきに十分な栄養が届かないため歯周病を悪化させてしまいます。

しかも厄介なことにたばこの作用で歯ぐきの出血などの歯周病の初期症状が出ずらいため重症になるまで気付きにくいです。

まとめ

歯周病の予防は歯磨きが効果的ですが、歯石と言って硬くなってしまった汚れは歯ブラシでは取れないので歯医者さんで取ってもらいましょう。

歯周病のない健康的な歯ぐきになって、笑顔で過ごしましょう!



コメント

タイトルとURLをコピーしました