こんにちは。歯のいろ歯ブログ管理人の いろ歯です。
歯を磨いてるのに虫歯や歯槽膿漏(歯周病)に悩んでいる方いらっしゃいますか?
毎日しっかり磨いているのに不思議に感じますよね。
今回は原因とそれに対する対処法を提案します。
目次
歯の汚れゼロはプロでも難しい、その原因は?
本来、歯磨きで汚れを全く残さずに磨けている人はほとんどいないんです!
その原因は様々あり、
・持ち手のある長いブラシで磨く
→形を手で感じ取れない(なんとなくの感覚で磨いている)。
・暗くてほとんど見えていない
→鏡で見えにくいところに汚れは残っています。
・歯と歯が接している
→歯同士が接しているところに歯ブラシの毛先は通れません。
・汚れが肉眼で見れない
大きな食べかすは見えますが、菌のえさになる細かい汚れは肉眼では見えません。
歯はすべて生えそろっている人だと32本もあります。しかも1本1本小さく、形が異なります。
一般の方で32本の歯の形や特徴を把握している人はいないと思います。
そんな形もわからないものを磨きずらい状態で磨き切るのはとても難しいことなんです。
ただ、難しいからと言って雑に終わらせてしまうと歯のトラブルも増えてしまいます。
そこで今回は歯磨きで汚れをきちんと落とすために磨きにくい部分に歯ブラシ以外の補助清掃器具も使った歯磨きを紹介します。
うがい薬を使ってるから安心されている方もいらっしゃいますが、歯の表面についた汚れは磨き落とさないと落ちません。
ゆすぐだけで汚れがなくなるくらい強い薬は口の中で使ったら口中が爛れてしまいます。
もちろんうがい薬も使って大丈夫ですが、歯ブラシで物理的に磨かないと意味がないことは知っていてください。
歯の汚れをゼロに近付ける!補助清掃器具の種類
フロス(糸ようじ)
フロスは小さいころに使ったことがある人もいるかもしれません。
特徴としては糸状のもので歯と歯の接しているところの汚れを落とすことができます。
歯と歯が接しているところに虫歯ができやすい人はぜひフロスを使ってみてください。
使いやすい持ち手が付いているタイプと経済的な糸だけのタイプがありますが、慣れていない人は断然持ち手があるタイプをお勧めします。
他にもフロスには扱いやすいワックス付きのものと汚れをからめとりやすいワックスなしのものの2種類があります。
初めての人は初心者向けのフロスを使って慣れてきたら色んな種類を試してお気に入りを見つけましょう。(味付きのフロスもありますよ)
初じめて使う人向けに奥歯に使いやすいY字型の持ち手ありフロスの商品を貼っておくので参考にしてください。
クリニカ アドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ 大容量 単品 18本×3
歯間ブラシ
歯間ブラシはワイヤーの周りに細かいブラシの毛がついており、歯と歯が接しているところの歯茎側を磨くことができます。
歯茎が腫れやすかったり、出血しやすい人など歯槽膿漏の人に適しています。
種類としては奥歯に使いやすいL字型と前歯に入れやすいI字型があります。
太さは様々ですが細すぎると使いやすい代わりに汚れが落ちきれないですし、太すぎると歯と歯の隙間に入らなくなってしまいます。
最初はなるべく細いものを使用して徐々にサイズを大きいものにしてピッタリ入る大きさを見つけてください。
デンタルプロ 歯間ブラシ I字型 極細タイプ サイズ2(SS) 50本入
タフトブラシ
歯ブラシで落としずらい歯の丸びのある所や奥歯の裏側など細かい箇所を磨くのに適しています。
歯並びが悪い人や矯正中で歯ブラシが当てきれない人、親知らずが一部だけ生えている人などにもおすすめです。
毛先の形は尖っているのものや丸いもの、毛先や広がっているものもあります。
見た目としては歯ブラシの毛束が少ない形です。
クリニカ アドバンテージ デンタルタフト 3本(※色は選べません)
スーパーフロス
フロスと名前が似ているんですがブリッジと言う繋がった被せものやワイヤー矯正などをしている人向けのものになります。
フロスは一定の太さや硬さの糸ですがスーパーフロスは糸の先端が固く、中間は太めの糸になっているため繋がった被せものの下をくぐらせて使います。
意外と難しいので、使いこなせない人は歯間ブラシをおすすめします。
プロキシソフト 3in1レギュラータイプ 100本入 (3個)
自分でも磨き残しをチェックする方法
染め出し液
染め出し液と言って、普段目に見えない磨き残しの汚れを赤く色付けてどこが磨けていないか確認できます。
難点としては唇や舌などに色が残りやすいため人と会う前は避けた方が良いと思います。
また歯医者さんで使うような小さい鏡で確認しないとわからないような場所も多いです。
毎日使う必要はありませんが、使うことで自分が磨きにくいところを把握ことができます。
↓歯の裏などを確認できる小さい鏡です。
まとめ
紹介した補助清掃器具はすべて使う必要はありません。毎日使える自分に合ったものを選んでください。
歯ブラシ以外も使いこなしてお口の健康を保ちましょう!
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