こんにちは。歯のいろ歯ブログ管理人のいろ歯です。
今回お話しする”口内環境“と言う言葉はCMなどで聞いたことあるかもしれません。
口内環境と肺は大きな関わりを持っています。
そんな口と肺について紹介していきます。
口と肺の関係
口は食べ物も空気もどちらも通ることができます。
しかし食べ物は胃へ、空気は肺へ別々に運ばれていきますよね。
この仕組みは喉の部分で通り道を切り替えているからなんです。
筋肉を使って喉の切り替えをしていますが、筋力が衰えてくると食べ物やツバ(唾液)が肺に入り込みやすくなります。
歳を重ねると咳き込みやすくなるのは喉の筋肉が衰えてきたからなんです。
さらに状態が悪くなると食べ物やツバが肺に入り込んでも体が気づかなくなってしまい、知らず知らずに肺で菌が増えて肺炎になってしまいます。
口内環境による肺炎の予防法
喉の筋肉を鍛える
“鍛える”と言うと大変そうなイメージですが、普段できる方法としてはよく噛んで食べることです。
現代の食事は柔らかいものがほとんどです。
そのため口周りの筋肉をあまり使わなくても食べれてしまうので普段から意識してたくさん噛んで食べることで筋力アップに繋がります。
口の中を清潔に保つ
口の中に菌がたくさんいると肺に菌が入り込んで繁殖してしまいます。
基本的は歯磨きや舌磨きをすることで口の中にいる菌を減らしましょう。
歯ブラシで歯の表面の汚れ、舌ブラシで舌に付いた汚れを落としていくことで口の中の菌が減り、口内環境を整えることができます。
震災時の肺炎
内容が不快な方は読み飛ばしてください。
今まで地震などの大きい震災があった時は生き残っていた方でも肺炎になって亡くなられる人が多くいました。
食事も菓子パンなどの栄養が少なく、あまり噛まなくても食べれる物が多かったこと。水も止まったことで歯磨きもままならなかったことが大きく影響しています。
普段から何気なく行っている歯磨きや食事が体にとってはとても大切なことなんです。
いろ歯まとめ
口は体の入口です。
口内環境が悪くなると体の中まで悪い状態となってしまいます。
普段できることから意識して、口も体も健康な毎日を過ごしてください。
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