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大人の歯は全部で32本
子供の歯(乳歯)の本数は20本ですが、完全に生え変わると大人の歯の本数は全部で32本です。
子供よりアゴの骨が大きくしっかりする分、歯の本数も12本も増えます。
一本一本歯の名前は決まっており歯の本数の個人差は少ないですが、中には生まれつき歯が少ない(欠損歯)の人や多く生えてきてしまう(過剰歯)の人もいます。

上の歯の本数は16本、下の歯の本数も16本で同じ
上と下で歯の大きさは異なり、上の歯の方が下の同じ歯よりも一般的に大きいです。
上の歯の方が大きいのに上の歯と下の歯の本数は同じなんです。
大きさは違っても同じ本数で基本的に全ての歯は噛み合うようになっています。
親知らずは綺麗に生えてこない人がほとんど
上下左右に1本ずつ生えてくるため合計して親知らずは1人4本生えてくるものです。
しかし現代の日本人は顎の骨が大昔に比べて小さいため、親知らずが生えてくる骨のスペースがないことで綺麗に生えにくいです。
完全に骨の中に埋まって親知らずがいることも確認できない人もいれば、生えてきてるのに傾いて綺麗に生えてこない人もいます。
歯磨きが難しく、他の歯のトラブルの原因にもなるため親知らずは抜いてしまうことがほとんどです。
自分で歯の本数はわかりづらい
歯医者さんでは色んな角度から口の中を見ることができるため正確に歯の本数がわかります。
生えてこない歯もレントゲン写真で確認することも可能です。
しかし自分で数えようとすると、奥歯の形がデコボコしていてどこまでが一本の歯なのか鏡で見てるだけではわかりづらいです。
親知らずを抜いたりしても年月が経ってしまうと意外と忘れてしまうことも。
もし抜いた歯の本数を覚えていれば、
32(本) − 抜いた歯の本数 = 残っている歯の本数
となります。
自分で歯の本数を確認するための小さい鏡もあるので活用してみても良いかもしれません。
歯医者さんでも使うような小さい鏡がご自宅用にもあります。
普段の食べかすの詰まりや磨き残しの確認にも使えて便利です。
歯の本数が生まれつき少ないことも
原因は様々ですが、もともと歯の本数が少ない人もいます。
特に親知らずや前から2本目の歯、中間あたりの歯はもともとない人は多いと言われています。
20代の歯の本数は28本が多い
本来32本生えていますが、その内4本は親知らずのため早めに抜いてしまったり骨の中に埋まって見えないことが多いため平均は28本程度です。
もちろん大きい虫歯で抜いてしまったり、歯の矯正をするために歯を抜いてしまうとその分歯の本数は減ってしまいます。
80歳で歯の本数が20本以上残すのを目標に
8020(はちまるにーまる)運動と言う”80歳で20本歯を残しましょう”と言う目標を国が掲げています。
もちろんボロボロの歯を残しても噛めないのでまめに歯医者に行って自分でも歯を手入れしていくことで歯を残していきます。
もともと親知らずも含めて32本だった場合、歯を抜く本数は12本までに収めたいですね。
12本と聞くと意外と多いイメージかもしれませんが、国が目標に掲げたくらい大変なことなんです。
若い内に虫歯や歯周病で抜いたことがなくても、歳を重ねる毎に体も免疫力や唾液の殺菌力なども下がってしまいさらに口内トラブルが生じやすくなってしまいます。
子供の頃は気をつけるのは虫歯がほとんどでしたが、大人になると歯周病(歯槽膿漏)になりやすくなってしまいます。
大人が歯を失う原因1位は歯周病(歯槽膿漏)
歯周病(歯槽膿漏)について詳しく知りたい場合はこちらも参考にしてください
歯周病(歯槽膿漏)について詳しく知りたい方は上記の記事へ
歯周病(歯槽膿漏)は歯を支えている骨まで溶かしてしまう怖い病気です。
一番の予防は毎日の歯ブラシなので丁寧に磨いて1本でも多くの歯の本数を維持して若々しい毎日を過ごしてください。
いろ歯まとめ
いかがでしたでしょうか。
本来歯は32本存在しますが、もともと少なかったり骨の中に埋まってることもあるため個人差はあります。
歯の本数が何本であっても一生付き合っていく歯なので毎日丁寧にケアしてあげてください。
歯を大切にしていつまでも自分の歯で美味しくご飯を食べましょう。

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