こんにちは。歯のいろ歯ブログ管理人のいろ歯です。
コロナウイルスがまだまだ不安の中、『エアゾル』と言う言葉を多く耳にする機会も増えてきたと思います。
感染症を気にかけているときは咳をしている人が近くにいたら気をつけたり意識できますよね。

しかし誰もいないところで菌が空気中に浮いていても気付くことができませんし、外にいる間ずっと息を止めておくわけにもいきません。

少しでも感染リスクを抑えるためにエアゾルの危険も心配されている歯医者で特に気をつけた方が良い治療の種類をわかりやすく説明していきます。
歯のクリーニング
いわゆる歯のお掃除です。

歯のクリーニングをするとさっぱりして気持ち良いですがやはり感染リスクの面から心配もあります。
他にもたくさん治療がある中で歯のクリーニングを心配する点は、超音波を使って水を出す機械を使うことが多いことです。
超音波で水を出す機械は歯石取りや歯茎の中の汚れを取る時に使うものですが、出てくる水がとても細かく遠くまで水が飛び散りやすい性質があります。

水滴が大きくないので感覚的にはあまり気になりませんが、よく見るとクリーニングをしている衛生士さんのゴーグルやメガネに細かい水滴がたくさん付いています。
気づかずに広範囲に水が飛び散り、エアゾルのリスクを高めてしまいます。
歯のクリーニングは特に歯のトラブルがない人が行っていることがほとんどなのでしばらくは避けておくことをおすすめします。
歯を削る治療
虫歯の時には基本的には歯を削ります。
歯を削るときは熱で歯を傷つけないように水を流しながら削っていくためたくさんの水が飛び散ります。

水が飛び散ることと口をずっと開け続けることもリスク要素です。
鼻から呼吸しているときは毛や鼻水などが感染物質を絡め取ってくれますが、口からだとダイレクトに体の中に入ってしまいます。
また痛みが強過ぎる時は麻酔の薬も効きにくいため歯を削るよりも炎症を抑える薬を飲んで落ち着かせることが優先です。

虫歯は進行してしまうと歯を残さないリスクも高まってしまうため早めの治療は必要になります。
感染リスクも踏まえて人が少ない時間帯などを選んで行くように意識しましょう。

口の外で削る治療
意外と危険なのが口の外で削る作業を伴う治療です。
主に入れ歯やマウスピース、被せ物の調整をする時に行います。

歯を削る時と違って水が飛び散ったりはしませんが、削りカスが細かいため空気中に舞ってしまいます。
口の中に入っていたものの削りカスなので感染リスクも十分にあり得ます。

口を閉じて待てる時にもこまめにマスクをしておきましょう。
いろ歯まとめ
注意していても知らずにエアゾルで感染してしまうリスクはゼロではありません。
緊急事態宣言の有無に関係なく自分の身は自分で守って周りの人に危険が加わらないようにしましょう。

今はオンライン診療といった歯医者さんに直接行かなくても診察が受けられるシステムもあります。

お口も体も健康第一に過ごしましょう。
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