噛むだけでもたらしてくれる体への効果|ダイエットや口内トラブル解消にも

コラム

こんにちは。歯のいろ歯ブログ管理人のいろ歯です。

みなさんは普段ひと口に対して何回くらい噛んでいますか?

ほとんどの人は噛む回数が少なく、食べ物の消化に負担をかけてしまっています。

今回はたくさん噛むことでもたらしてくれる嬉しい効果についてわかりやすく説明していきます。

現代の食事でほとんど噛まなくなった

昔の時代は加工してある食品が少なかったため食事はしっかり噛む習慣がありました。

大昔は木の実などもそのまま食べていたので現代より骨も歯も大きく強かったです。

しかし今ある食べ物は加工食品がほとんどであまりしっかり噛まなくても飲み込めてしまいます。

特にラーメンなどは水分もあって飲み込みやすく、特殊なカメラで飲み込むときの形を見るとほとんど噛まずに飲み込んでいるのがわかります。

そのため現代の人は虫歯が多くなったり、アゴが痛くなりやすかったりとトラブルが増えてしまったのです。

噛むことで得られる効果

虫歯予防や歯周病予防

唾液には殺菌効果や食べかすを洗い流す効果があります。

そのため虫歯や歯周病の原因菌を殺菌し、菌の餌になる汚れも洗い流してくれます。

顔まわりの引き締め

食べ物を噛むときにはアゴが動きますが、アゴを動かすときに使う筋肉はとてもたくさんあります。

アゴを使うには頭、ほほ、首、アゴ周りなどの広範囲な筋肉の連動が必要です。

それらの筋肉がよく動かされることにより引き締まり、顔まわりがすっきりする効果があります。

食べ過ぎ防止

あまり噛まずに食べると自然と早食いにもなってしまい、満腹中枢からお腹いっぱいになった合図も遅くなります。

たくさん噛むことで満腹中枢にきちんと刺激が行き、満腹感も早めに感じられることが可能です。

ひと口ひと口がゆっくりになるので味もしっかり味わえ満足感も高まります。

消化不良改善

よく噛むことで唾液がたくさん出てくる効果があります。

唾液に含まれている成分の一つがアミラーゼと言われる消化を助ける酵素です。

よく噛んで細かくした食べ物と十分に唾液が混ざることで消化がされやすく体に余計な物が蓄積されません。

ダイエット中の方は特に意識してもらいたいですね。

噛む目安

最初は大変ですがなるべくひと口30回を目標にしていきましょう。

食べる時間が長くなるので余裕があるときに始めると安心です。

また慣れないうちはアゴまわりがだるく疲れやすくなりますが、筋肉が疲れて出る症状なので毎日噛むことを習慣付けると徐々に慣れていきます。

急に強い痛みが出た場合は無理をせずに休みましょう。

余裕が出てくると噛んでいくことで食べ物の味の変化にも気付けるようになります。

いろ歯まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段何気なく行っている『噛む』という行為も体にとってはとても大切です。

食事を変えずに食べ方から改善してみませんか?

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