入れ歯を作る流れ|回数や手順をわかりやすく説明

コラム

こんにちは。歯のいろ歯ブログ管理人のいろ歯です。

歯がない部分に入れる入れ歯。

初めて作る人はどんな流れで作ったりするかわからないものだと思います。

今回はそんな入れ歯の作る手順や治療にかかる回数の目安などをわかりやすく説明していきます。

入れ歯治療の流れと回数

歯が残っている場合は歯に入れ歯がひっかけて取れないようにするために金属のバネを付けます。

歯を少しだけ削りますが、それはバネが入る隙間が必要なためです。

その後は粘土のような材料で型取りをして完成になりますが、入れ歯はできてすぐはまだ口に馴染んでいないため何回か入れ歯の調整が必要になります。

人によっては入れ歯が完成してそのまま問題なく使える人もいますが、ほとんどの場合は食事をしてみると歯ぐきに当たって痛くなることがあります。

無理して使うと口の中に傷ができてしまうので必ず調整してください。

歯がたくさん残っていて簡単にできる入れ歯の場合

〔1回目〕歯を削る→粘土のようなもので型取り

〔2回目〕入れ歯を口の中で調整(完成)

〔3回目~〕必要に応じて入れ歯の調整

入れ歯が出来上がるまでは約2回で終われます。

その後は使ってみて痛みなどがあるようなら調整を繰り返します。

歯があまり残っていなくて回数がかかる場合

〔1回目〕大まかな型取り

〔2回目〕歯を少し削る→自分の口に合った細かい型取り

〔3回目〕特殊な材料でかみ合わせの記録を取る

〔4回目〕仮の入れ歯で確認

〔5回目〕入れ歯を口の中で調整(完成)

〔6回目~〕必要に応じて入れ歯の調整

入れ歯が出来上がるまでは約5回かかります。

その後は使ってみて痛みなどがあるようなら調整を繰り返します。

歯が全部ない場合

〔1回目〕大まかな型取り

〔2回目〕自分の口に合う細かい型取り

〔3回目〕特殊な材料でかみ合わせの記録を取る

〔4回目〕仮の入れ歯で確認

〔5回目〕入れ歯を口の中で調整(完成)

〔6回目~〕必要に応じて入れ歯の調整

入れ歯が出来上がるまでは約5回かかります。

その後は使ってみて痛みなどがあるようなら調整を繰り返します。

入れ歯を作った直後の注意点

入れ歯が出来たばかりの時は靴擦れのように当たって痛くなるものです。

靴は革が伸びて馴染みますが、入れ歯は伸びないため歯医者で調整する必要があります。

使ってみて痛い場合は無理に使わずに外して様子をみましょう。

また入れ歯を入れ始めた時は違和感がとてもあります。

違和感に関してはある程度慣れも必要になるのでたくさん使ってみてください。

入れ歯は歯を磨くときや寝るときには外して入れ歯もきれいにすることが重要です。

ただ、入れ歯は高温に弱いため熱湯に入れて消毒は行わないように注意してください。

入れ歯が合いにくい人の特徴

入れ歯はプラスチックのようなものを歯がないところに入れるものなのでどうしても違和感は出てしまいます。

また口の状態によっても入れ歯が合いにくいことも

  • 唾液の量や質
  • 入れ歯を支える骨がやせ細っている
  • 入れ歯を支える歯の状態が悪い
  • 顎の大きさ
  • 歯ぐきの形

などなど

様々なことが影響します。

必要に応じて義歯安定剤を使いましょう。

入れ歯の手入れの仕方

入れ歯は熱湯をかけると変形してしまうため口に入れられないくらい熱いものをかけたりしないでください。

入れ歯を外したら、使い古した歯ブラシや入れ歯用のブラシで磨きます。

歯磨き粉などは付けずに水で大丈夫です。

あとは入れ歯洗浄剤に入れておしまいです。

入れ歯をずっと付けたままにすると歯ぐきが疲れてしまうので必ず毎日外して手入れをしましょう。

残っている歯を磨くのもお忘れなく。

いろ歯まとめ

入れ歯について、いかがでしたでしょうか。

初めての入れ歯で心配な時などに参考にしていただければ幸いです。

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