虫歯ってどうしてなるの?意外と知らないこと

治療と病気

こんにちは。歯のいろ歯ブログ管理人のいろ歯です。

ほとんどの人が経験のある虫歯ですが、意外と知らないことも多いかと思います。

今回はそんな虫歯の疑問を説明していきます。

虫歯は感染症

もともと生まれたての赤ちゃんの口には虫歯の菌はいません。

色んなものを口の中に入れていくことで知らず知らずのうちに虫歯の菌に感染して口の中に菌が居座ってしまいます。

厄介なことに虫歯の菌は一度居座ると完全にいなくなることはありません。そのため大人になってもずっと気を付けていかなければいけない感染症なんです。

虫歯の菌は食べかすなどを栄養にして増えていきます。その増えた菌たちが酸を使って歯を溶かしていくことで虫歯の穴ができてしまいます。

子供の時に虫歯の菌に感染しなかった人は歯ブラシがきちんとできていなくても虫歯には基本的になりません。(その代わり歯周病になる可能性があるので歯磨きはしなきゃだめですよ!)

虫歯の予防はやっぱり歯ブラシ

虫歯の菌は磨き残した食べかすを栄養にして増えていくので毎日ご飯を食べた後に歯ブラシで汚れを落としていくことが重要です。

また汚れを落とし切れていないと菌がたくさん増えてプラークと言う肉眼でもわかるような汚れになっていくのでそうなる前に歯ブラシで落としましょう。

歯医者さんでは食べかすとプラーク(菌の塊)が見分けられるので歯ブラシが普段からできているかがわかってしまいます。

歯ブラシが上手にできていないと言われたことのある人は要注意です!

唾液で知らずに虫歯予防

唾液には食べかすを洗い流してくれたり殺菌する力があるので知らない内に虫歯の菌を減らしてくれています。

しかしドライマウスや口呼吸の習慣がある人は唾液の機能が発揮しきれないので虫歯の確率が上がってしまいます。

朝起きて口臭に気付く人が多いんですが、夜はもともと唾液の量が減りやすく、口呼吸になりやすい人も多いので口の中が乾いて虫歯以外にも菌が増えることで口臭が気になりやすくなります。

唾液は口の中を守ってくれる重要な役割を果たしてくれてるんですね!



虫歯になりやすいのは奥から2本目

親知らずを含めると奥から3本目にある歯が一番大きい歯です。

6歳臼歯とも呼ばれており、6歳頃に生えてくる付き合いの長い歯になります。

歯磨きが苦手な年頃に生えてくるのと歯が大きい分、磨き残しがしやすい歯にもなっているので特に気をつけた方が良いですね。

大人の虫歯はゆっくり進む

子供の歯は柔らかいので虫歯が進みやすいです。

大人になってくると歯が硬くなるので虫歯が進行しずらくなります。

ただ、治療したことのある部分から虫歯の菌が入り込んで深いところで大きな虫歯を作っていることがあります。

この場合は見た目にもわかりずらく、神経をとった歯だと痛みも感じないため気付いた時には深刻な状態になっていることが多いです。

まとめ

虫歯について知らなかったこといくつあったでしょうか?

虫歯は予防はできても勝手に治ることはできません。

痛くなる前になるべく早めに治療をしておいしくごはんを食べましょう!



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