こんにちは。いろ歯ブログ管理人のいろ歯です。
インプラントって広告などで見たことある人もいらっしゃると思いますが、具体的にどんなもの?なにをするの?
そんな疑問を解決していきます。
インプラントとは?
インプラントは歯がないところに歯があるように見せるものです。
本物の歯は根っこの部分が歯ぐきの中にある骨に囲まれて支えられています。
↑歯と骨の断面はこんな感じです。
この歯の構造に近づけるために歯がないところの骨にネジ状のものを埋め込みます。
そして埋め込んだネジの上に歯の頭の形をしたものを取り付けることで本物のようなダミーの歯ができます。これがインプラントです。
ネジを歯の根っこの代用品として骨や歯ぐきの中に入っているので見た目は本物の歯に近くなります。
↑インプラントはこんな感じ
治療の流れは?
まずは抜く必要のある歯は先に抜きます。(歯があるところにインプラントはできません)
抜いてすぐにインプラントの治療に入る方法もありますが、基本的には数か月間抜いたところの傷口がしっかり治るまで待ちます。
抜いたところがしっかり治ったら、CTと言う骨の状態がわかる立体写真を撮って適したインプラントの形を決めていきます。
形が決まったら、麻酔をした状態で歯ぐきを切り開いてインプラントのネジ部分が入るように骨に穴を空けていきます。
その部分にインプラントのネジ部分を埋め込んで歯ぐきを縫って、傷口が治るまでまた期間を開けて待ちます。
傷口が治ったら今度はダミーの歯を作るために粘土のようなもので型取りをして、ネジの部分とダミーの歯を取り付けていきます。
かみ合わせなどが問題なければこれで完成です。
傷口が治るのに時間がかかるので時間はかかりますが、本物の歯に近い状態で食事が可能になります。
良いところや悪いところ
メリット
- 本物の歯に近い形で食事が可能
- 見た目がきれい
- 取り外す必要がない
- 隣の歯を傷付けない
- 種類によってはダミーの歯の部分だけ歯科医院で取り換えることが可能
デメリット
- 治療期間が長い
- 保険がきかない(高価)
- 手術が必要
まとめ
骨の状態や体の状態などでできない場合もありますが、インプラントは歯を抜いた人に歯に近いものを作ることが可能な方法です。
インプラントを入れたあとは歯と同じで歯ブラシがきちんとできていないと歯周病(歯槽膿漏)が起きる可能性があります。
そのため、本物の歯と同じように欠かさずに歯磨きは忘れないでください。

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