自分でできる歯石取り|ざらざらした歯石を取ってツルツルの歯に

コラム

こんにちは。歯のいろ歯ブログ管理人のいろ歯です。

歯医者さんでできる歯石取り、外出自粛で行けない方も多いのではないでしょうか。

今回はお家でできる歯石取りの方法をわかりやすく説明していきます。

歯石はどうしてできるの?

歯石は菌が原因で汚れが固くなっていきます。

成分は唾液に含まれているカルシウムなどが原料のため、唾液が出てくる出口近くに歯石ができやすいです。

唾液が出てくる入り口の中でも大きいものは下前歯の内側近くの舌の下、上奥歯近くの頬の粘膜にあります。

そのため唾液の出口が近い下前歯の裏側上奥歯の頬側は特に歯石が付きやすいです。

歯石が付きやすいところは自分の目では見づらいですが舌で触るとざらつきが強くなったり、歯の隙間が埋まってしまいます。

歯石は歯ブラシでは取れない

歯石になる前の歯の汚れ(歯垢)は自分で歯磨きをして落とすことは可能です。

しかし歯石にまでなってしまうと歯ブラシでは落とせません

普段の歯石予防には毎日の歯磨きで歯石になる前に汚れを落としていくことが重要です。

特に歯石が付きやすいところは普段歯ブラシが当てにくいところになるので意識して磨きましょう。

自分でできる歯石取り器具

歯医者さんへの通院が厳しかったりするとなかなか歯石取りに行けないと思います。

そんな場合に活躍するのが自分でできる歯石取りグッズです。

歯石が自分で取れる『歯石屋くん』

歯石屋くん スケーラー・シャープ
セルフケア専用のスケーラー

先端が歯石に引っかかるように鋭くなっています。

歯医者気分を自宅で楽しんでください。

歯の裏側に歯石が付いている人は大きい鏡だけでは見えないので歯医者さんで使うような小さい鏡も併せて使って歯石を確認してください。

自分で歯石取りのやり方

口の中が見える小さい鏡を使って歯石の位置を確認します。

位置が確認できたら器具の先端近くの平たい部分を歯石に軽く引っ掛けて削り落とします。

歯に当てる力は入れずに歯石に引っかけるイメージで少しずつ削り落としていきます。

方向は歯ぐき近くの歯石に引っ掛けて歯の先端方向に引きます。

歯石が多い人は一度に歯石取りを終わらせずに少しずつ落としていきましょう。

歯茎に炎症がある人は歯石取り中に出血が出てくることがあります。

出血で見えにくくなりますが、焦らずゆっくり歯石取りをしてください。

歯石取りをした直後は歯がしみやすくなるため仕上げにフッ素入りや知覚過敏用の歯磨き粉で丁寧に磨いてください。

自分で歯石取りの注意点

自分で歯石取りをする時の注意点は、歯石取りの器具は固く尖っているので歯茎や粘膜、舌などを傷付けないように十分に気をつけてください。

また歯石を取ろうと器具を強く当て過ぎる歯が削れてしみるなどが強く症状として出ることがあります。

器具を強く当てないように気をつけてください。

歯医者さんの歯石取り

自宅で歯石取りをしても取り残しがあったり表面にざらつきが残ることがあります。

歯医者さんで歯石取りのあとに表面を磨いてもらった方が綺麗にとれて再度歯石が付くのも予防になります。

また歯石取りと一緒に口全体を診てもらうことで虫歯の確認にもなるので時間に余裕がある時は歯医者さんへ行きましょう。

歯石で歯周病(歯槽膿漏)の原因に

歯石は歯茎の近くから徐々に大きくなっていくので歯茎に刺激を与えてしまいます。

歯茎に歯石の刺激があると歯茎が赤く腫れて出血しやすくなります。

放って置くと歯周病(歯槽膿漏)が悪化してしまうため早めに歯石取りをすることが重要です。

いろ歯まとめ

いかがでしたでしょうか。

自分で歯石取りをする時は怪我のないように丁寧に行ってください。

可能であれば歯医者さんでも口の中を定期的に診てもらって、歯石のない綺麗な口を保っていきましょう。

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